拇印について
日本は印鑑社会です。
印鑑が押された文章は、その文章内容を認めたことが推定されます。
つまり、本人の意思が印鑑には込められています。
他方で、印鑑を押せないという方もたくさんいらっしゃいます。
例えば手が震えて持てないんですね。
そういった方はどうすればいいか。
 
拇印の活用
拇印です。

これならばほぼ誰でも可能でしょう。
本人確認の手段としては、代替行為とされているわけですし、
印鑑が押せない場合は重宝します。

例えば、入居時に必要になる転居届は、拇印でいいというところもあります。
ただし、絶対に大丈夫かといわれると、難しいのが、いつもの行政のパターンというものでして、
基本的には拇印で大丈夫といってくれるところが多いのですが、
しかし、印鑑じゃないとダメとか、ご本人の署名・捺印じゃないといけないとか、
制約はそれぞれの自治体ごとに異なります。

まずは電話でもいいから、きいてみることですね。
例えば転居届ならその施設を管轄する行政庁の市民課とか
そういう名称の課が多いでしょうから、
そこに電話して、拇印でもいいかときいてみるとよいです。


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